======(e) プログラミング======
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=====はじめに=====
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* ここでは、RPi-PWR2 univボードのユーザ拡張I/Oをアクセスするためのプログラミング例を紹介します。\\
* RPi-PWR2 univボードにはユーザ用のLEDは実装されていないため、ユニバーサル基板領域にLEDと抵抗で回路を作成した例を紹介します。\\
* RPi-PWR2 univを使用してのRPi-PWR2 univの各部を操作するプログラミングにはソフトウェアのインストールが必要です。\\
* 以下の手順はRaspbian wheezy, jessieを前提にしています。\\
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=====RPi-PWR2 univのLEDの動作試験=====
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RPi-PWR2 univのLEDの動作試験を紹介します。
* ユニバーサル基板領域にLED(回路図ではD3, D4)と抵抗(回路図ではR3, R4)で実験用回路を実装します。\\
* 回路図のLED1とLED2をGPIO24とGPIO25に配線します。\\
{{:jp:rpi:ext-io_leds.png?direct&300|RPi-PWR2 univ LED example}}
* OSを起動し、次の「I/Oアクセスサンプル」のgpio_led2_blink.shを適当な位置に置きます。\\
* シェルスクリプトを実行し、RPi-PWR2 univ基板上のLED2が点滅する事を確認します。\\
$ sudo ./gpio_led2_blink.sh
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=====I/Oアクセスサンプル=====
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ユーザ用I/Oアクセス・プログラムの例として、RPi-PWR2 univのLED2を点滅させるプログラムを紹介します。\\
以下はシェルスクリプトを使った例です(gpio_led2_blink.sh)。\\
[[https://www.ladybugsystems.com/supports/public/files/rpi/rpi-pwr/gpio_led2_blink.sh|test-gpio_led2_blink.shのリンク]]\\
#!/bin/bash
# configure GPIO 25 as output port
echo "25" > /sys/class/gpio/export
echo "out" > /sys/class/gpio/gpio25/direction
# repeat toggle 5 times
for (i=0; i<5; i++) do
echo "1" > /sys/class/gpio/gpio25/value
sleep 1
echo "0" > /sys/class/gpio/gpio25/value
sleep 1
done
echo "1" > /sys/class/gpio/gpio25/value
# terminate GPIO port
echo "25" > /sys/class/gpio/unexport
GPIOのアクセス方法は、このシェルスクリプトを使う方法以外にも、Python/C/Shell Script等を使用する方法が各種WEB上に公開されているので参考にして下さい。\\
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